北京で活躍したSony Ericsson Xperia neo |
また、1枚のSIMカードに、香港の携帯番号、中国本土の携帯番号があります。中国移動通信香港は、中国本土の中国移動の子会社になり、香港のSIMカードなので、香港ルールになります。
この「中国移動通信香港/PEOPLES」のSIMカード、とても便利です。国際ローミングが可能で、日本でも使え、ドコモとソフトバンクの回線が使えます。音声及びデータ通信も可能です、データ通信、ドコモの場合、3Gの高速回線へ接続しているようで結構早い、でもテータローミング料金が料金が高くて、試しに使う以外使えませんが・・・
また、このSIMカード、GPRSになりますが、データ通信が可能です。接続スピードは128KBと遅いのですが、携帯電話機・スマートホンで、メールチェック、ニュースなど軽いWEBチェック程度ならストレスはありません。
一番メリットがあるのは、香港と中国本土でのデータ通信です。定額料金の設定があり、1日8香港ドル、7日間12香港ドル、30日間20香港ドルで、使い放題です。しかも、開始及び終了の手続も、携帯電話機・スマートホンから、簡単にできるのが便利です。
プリペイドSIMカードなので、通話・データ通信料金のリチャージが必要です。リチャージカードは香港でも売っていますが、オンラインでは海外からも簡単にできます。
私の場合、今回、北京のホテルで、オンラインでクレジットカードを使って300香港ドル分リチャージしました。プレミア加算があり、+30%+10香港ドルが付き、400香港ドルが加算され、すぐにSMSで残高が通知されました。有効期限が180日間しかないのが玉に瑕で、半年ごとにリチャージする必要があるのは面倒ですが・・・。
中国では、TwitterやFacebookなどは規制があり、日本のサイトでも、インターネットや携帯電話からアクセスできません。ところが、Sony Ericsson Xperia neoには、SNSに便利なソニーエリクソン独自のアプリが付いています。
「TimeScape」というもので、mixi、Twitter、Facebookへの投稿を一発/一括で対応してくれるものです。TwitterやFacebookなどへ直接投稿するのではなく、「TimeScape」を経由するもので、今回、北京でも、「TimeScape」を使い、Twitterへの投稿は可能でした。
また、Twitterそのもののアプリは開けませんでしたが、「TimeScape」で、フオローされている内容はチェックすることができますので、規制のすり抜けはある程度可能でした。
中国のネット規制対策で「VPN」という、海外のサーバーへ一旦アクセスして、そこから中国政府が規制しているサイトへアクセスする方法がありますね。その携帯版に近い機能があるようです。
アンドロイドも、iPhoneも、SNS一括投稿できるアプリがあります。「Seesmic」「HootSuite」などですが、これらも転送システムを使うことで、TwitterやFacebookなどの規制を結果として、クリアできるのかもしれません・・・。
日本のTwitterやFacebook、しかも日本語サイトへの投稿まで規制するのは、グローバル化の時代、やりすぎですね。それでも、中国国内からの「つぶやき」は一切認めないのでしょうね。規制への対応は、イタチごっこのようで、これもどうなることやら・・・
こんにちは、初めまして。
返信削除中国本土のデータ通信ですが、定額でしたか?
書き込み有り難うございます。
返信削除お尋ねの件、明確な答えができないことをお詫びしておきます。
「中国移動通信香港/PEOPLES」の場合、契約者とプリペイドカードとはルールが多少違うようです。契約者の場合、中国本土での利用、1日/38HKドル定額というのがあります。事前申請の必要はないとのことで、およそ19MBを超えたら定額で打ち止めになる仕組みのようです。これ以下の利用の場合、MBの実績で課金されるようです。
その一方、プリペイドカードの場合、中国本土での利用、1日/68HKドル定額というのがWEBサイトには記載されているものがあります。こちらは利用が多くても少なくても、定額料金が差し引かれる仕組みになっております。
実は、8月末、香港でCMHK 1-Card-2-Number Prepaid SIM Cardを購入した際、ユーザーガイドの冊子以外に、補足の紙が入っていて、「定額データローミング・中国本土へ拡大」という記載があります。キャンペーン料金かもしれませんが、1日/7日/30日定額が8HKドル/12HKドル/20HKドルとなっています。これは申請が必要で、私は、香港国際空港で、携帯電話から30日定額を申請して、その場で、20HKドル引き落とされています。
今回の北京滞在は、その30日定額の期間にあたりますが、スマートホンで、データ通信をしておりますが、日本、中国国内へ音声通話も結構しております。データ通信は、SNSへの投稿、eメールのチェック程度でしか使っておらず、データ通信料金がどうなっているか、特に確認をしておりません。チャージ金額が大きく減っていないことだけは分かりますが、音声とデータの区分けの確認が難しい状況です。
以上、報告方々、お答えにさせて頂きます。
大変ご丁寧な回答、ありがとうございます。
返信削除私もしばしば中国に行くのですが、モバイルデータ通信を経済的に行うことで苦労しております。駐在さんとかであればそんな苦労はないのでしょうけれども。
中国移動通信香港/PEOPLESのWebにあるタリフでは本土定額の記載がよく理解できなかったので質問した次第でした。補足の紙の件はわからなかったので良い情報でした。期間限定のプロモーションなどではなく、継続的なサービスだったら嬉しいですね。
今後ともよろしくおねがいします。
不十分な説明で申しわけありません。
返信削除中国本土での定額サービスの件ですが、補足の紙には「請在香港境内申請」との記載もあり、香港で申請が必要なようです。
また、中国本土でのデータ通信について、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏さんの下記記事が参考になると思います。参考までに。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1108/17/news044_2.html