スリランカ/コロンボ発券をして、一番感じたのは、「航空会社によってサーチャージこんなに違うんだ」ということです。コロンボ発券の詳細は下記を見て頂ければと思います。
今回、コロンボ発券は、CX(キャセイ航空)利用です。ルートは、コロンボ→バンコク→香港→羽田→香港(途中降機)→バンコク(途中降機)→コロンボです。
発券の際、徴収された「燃油特別付加運賃」=サーチャージは、27,193LKR=約19,300円です。CX(キャセイ航空)の場合、上記ブログにも記載しましたが、香港政庁が「燃油特別付加運賃」=サーチャージ安く抑える方針があるようで安いようです。更に、香港~南アジア間は、途中降機しなければ、サーチャージは1区間計算で処理してくれるようです。
この区間、スリランカ航空が直行便を飛ばしていますが、日本発のサーチャージ/片道10,500円ですから、往復で21,000円になります。また、経由便になりますが、タイ国際航空は、片道100USドル+58USドル、往復で316USドル=約24,400円程度です。日本発の方が高いのですが、ひっくり返るような格差は感じません・・・
ところが、JAL、ANAの日系は、これに較べたら、割高感があります。直行便や経由便はありませんから、直接比較はできませんが、現在のサーチャージ、距離が近い、インド/インドネシアの区分と比較して見たら、日本発は18,500円、往復で37,000円になります。この金額と比較したら、「正直高いなあ」と一声出てしまいます。燃油の調達価格、こんなに差があるのかなというのは素人考えでしょうか?
更に、疑問なのは、為替レートの変動です。特に、円高が強烈に進んでいます。上記区分、インド/インドネシアの現地発で購入する場合、サーチャージはUSドル建てになるはずです。ANAの場合、片道213USドルで設定されています。往復で426USドル=約33,000円です。日本で航空券を買うより、4千円近く、サーチャージが安くなるようです。
サーチャージは、「第2航空運賃」と言われるようになった今、この辺、利用者に分かりやすく、納得のいく根拠が示されるべきかなと思っています。
日系航空会社のサーチャージ、10月発券から、1ランク下がりそうです。12月発券からの基準になる8月~9月シンガポールケロシン、速報値が出ていますが、1バレルあたり平均値127ドル程度。これから下がっていけば、更に1ランク下がることは期待できますが、今の水準であればナカナカ難しいかもしれません・・・、今後やきもきしながら、来年の航空券の発券タイミングを考えることになりそうです。
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