120香港ドルを65香港ドルでゲット |
香港へ行って、上記の携帯電話のSIMカードを購入してきました。香港では、携帯大国ということもあり、繁華街やコンビニで、携帯電話のSIMカードを気軽に買うことができます。香港の場合、日本とは異なり、携帯電話本体には、基本的にシムロックがかかっておらず、どこの携帯電話会社の回線でも自由に使えます。そんなこともあり、あちこちで売っていて、気軽に何枚でも買えるという雰囲気ですね。今回は、香港というより、規制強化で購入が面倒になった中国本土で使えるSIMカードを手に入れたいということが目的でした。
上記の携帯SIMカードは、「中国移動通信香港」のものです。中国移動通信は、中国本土の最大手の携帯電話会社ですが、香港の携帯電話会社PEOPLESを買収して、「中国移動通信香港」という会社になっているようです。
このSIMカードは、香港と中国本土の両方の電話番号を持っているのが特徴です。通常は、香港の携帯SIMカードなら、香港の電話番号が付与されますが、他の国・地域へ移動した場合、その番号を使って、国際ローミングで通信することになります。
しんし、このSIMカードの場合、中国本土の番号も、最初から付与されていますので、中国本土では、ローミングではなく、本土の携帯電話と同様、自国の携帯扱いで使えますので、香港と中国本土を行き来する人には便利なものです。
今まで、中国本土で使用していた、「神州行/上海加入」の有効期限が切れて失効し、復活が難しいようなので、来月の北京行きに向けてゲットできて、ホッとしました・・・
このSIMカードは、上記写真にもありますが、データ通信も可能です。勿論、3GのSIMカードではありませんから、高速通信は難しいのですが、メールチェック、WEBサイトを見る程度なら十分使えます。データ通信は、GPRSを利用するようで、128K程度の接続スピードのようです。
このSIMカード、SIMロックのかかっていない3G/GSM対応の携帯電話機、スマートホンへ接続すれば、データ通信ができます。香港や中国本土で使う場合、上記写真のような「データ通信パック」があり、1日8香港ドル、7日間12香港ドル、30日間20香港ドルという激安でデータ通信が使えるようです。
ただし、データ通信は、申請しなければ使えませんので、香港で、携帯電話から「*106*01#発信」で電話をかけたら、すぐにSMSで「成功」とメッセージが送られてきます。私は、今回、データ通信の申請はOKのSMSを受領しましたが、定額パックの方は、申請を何回かしたのですが、上手くつながらず失敗。次回の課題に・・・
リチャージカード |
今回、中国移動香港のSIMカードは、地下鉄深水埗駅前(C2出口)の桂林街で購入しました。定価120香港ドルのSIMカードは65香港ドル=約700円、上記写真のリチャージカード定価100香港ドル→90香港ドル=約1,000円でした・・・。SIMカードそのものに、60香港ドルの無料通話分が含まれています。100香港ドルのリチャージカードで充値(リチャージ)した場合、10%増しの110香港ドルがリチャージされるようです。このリチャージした金額は、音声通話だけでなく、データ通信にも使えるものです。
香港のSIMカードの場合、有効期限は、180日までですから、半年に1回はリチャージする必要があります。また、行政経費として、毎月6香港ドル、チャージしてある料金から差し引かれます。
SonyEricsson Xperia Neo |
データ通信は、「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開いて、メニューキーで「新しいAPN」を選び、APN(このSIMカードの場合、peoples.net)を設定、ユーザー名、パスワードの設定は不要でした。
日本で、香港&中国本土のSIMカードを使う場合、国際ローミング扱いになります。先ほど国際ローミングで、音声通話、データ通信をそれぞれテストしたところ、通話及びデータ受信(メールを2通受信)も接続できました。ただ、データ国際ローミング通信料は、1KBあたり0.18香港ドルかかるので、調子に乗って、データ通信に使うとチャージしておいた電話料金はすぐ吹っ飛んでしまう勘定なので、要注意です。